昇級審査!

今日は、うちの道場の昇級審査の日でした。
朝から、三女と、甥っ子兄弟2人を連れて道場へ行きました。
今日の受験生は10人と、少なめでした。
ボクのお気に入りの双子ちゃんも今回初受験!”おちゅっ、おちゅっ”って、気合いがかわいかったぁ~~
天気もよく、暖かめだったのでスムーズに審査を終えて、昼食タイムです。
その直前に、中1の男の子Sが目を真っ赤にして、「先生、帰ってもいいですか?」って来たんです。
「どうした?調子でも悪いのか?」と聞くと、Sは、「いいえ、ちょっと耐えられません!」と、言って泣くんです。
「負けたからか?」  
S「・・・はい、1勝も出来ませんでした。」  
「知ってるよ~~良いジャン勝ち負けは関係ないし」・・・そうなんです、彼は、小学生にも負けたんです。
(いつも弱い子にひどいことばかりしてるからだよ~~と、思ったけど言いませんでした。)
S「でも、ボク何のために練習してるのか解りません!!」
「いや~おまえ、難しいこと聞くねぇ~~」ボクは、およそ指導者向きの人では、ないので・・・・・困ってしまって・・・
しかし、ここは大人としてなんか、コメントをやらねば・・・どう言えば良いんだろう?・・・ええ~い、ままよぉ~と、
「これは、オレの個人的な意見だけど、拳法やるのは、強くなるためじゃない?」
S「じゃあ、ボクやっぱり意味がないです・・・・ううぅ~~」
「って、泣くなよぉ~、人と比べて強くなれってワケじゃあ~ねぇだろうがよ」
「オレだってこの前大阪まで試合に行って、負けて内転筋痛めて歩けなくなっちゃたんだぜぇ~~」(自慢げに)
「強くなれないからやめるッてのは、解るから止めねえけどよ!俺だってそんなに強かぁ~ねぇ~よ!30年もやってるけど・・・・」
「要はさっ、自分がさっ、自分の中でどこまで高められるかじゃね~の?」
「昨日より今日!今日より明日!ってよ~~自分が、ドンだけ変われるかだよ!」
「1発も殴れなかった奴に、1発2発と、当てられるようになっただけでも良いんじゃねぇ~の?強くなった事には
ならないかい?おれは、そう言う目標から始めたって良いと思うよ!」(今まさに自分に語ってました。)
「オレも館長先生もさっ、おまえがぐっと、強くなったの知ってるぜ! 十分に練習している成果出てるって!」
「たかが拳法だからさっ、やめたって良いよ!でも、何もかもからそうやって逃げる事は、出来ないよ!そのための訓練を今してると思って、まず、逃げ出したい自分と勝負してみたら?」
S「・・・・・はい・・・」解ったのか解らなかったのかは、不明ですがみんなの中に入って行きました。
良かったの?今ので良かったの???と、チョット不安でしたが、まぁ~いいや!と、納得する事にしました。
その後、Sは、何事もなかったかのように、父母会のお母さん方に作ってもらった豚汁を、他のみんなと一緒に、
各自持参したおにぎりで、食べてました。
その後、大掃除をしました。(練習は、来週もやるんだけど・・・・汗)
PM3:00に終了・解散で、皆を見送った後1時帰宅。
嫁さんと長女を、近くのショッピングセンターへ送って、ボクは仕事です。
今夜も練習には、行けないでしょう・・・・トホ
 
今日も月が、綺麗ですね!
だんだん丸くなってきてます。
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明日は、嫁さんのお母さんが、恵那からわざわざこちらへ出てくるそうなので今日はどうしても仕事です。
 
くっそ~う~っ! 練習したい~~~~~っ!