1.共感する力…寄生獣を読んで

日曜日に長野県松本市に山城巡りに行ってきたサービスエンジニアです。
土曜日、拳法の練習を終えたオジサンは帰宅してお風呂に入ってから一休み・・・嫁さんに怒られながら長野県は松本市に山城巡りにお出掛けしました。
 
今回は秋以降に登城するための事前チェック~ の、割に既に行ったお城が多かったんです。(汗)
マジメに巡り直そうと思いましたので・・・(汗)
 
「良く飽きずに行くね~」と、言わんばかりの嫁さんに・・・「あんたの韓国ドラマ好きには負けます」と、お互いに心の中で言い合った事でしょう~(爆)
 
さらにボクは車中泊の一人旅が結構好きです…これは、昔からそんな奴だった様な気がします。
 
思えば中学生の頃から始まってましたね~ 
一人旅じゃないけど中学1年生のボクが友だちと2人、テントとシュラフ持って琵琶湖1周のサイクリングに出かけました。 約30年(嘘40年でした~)前の賤が岳とオジサン…まだ中1です。(汗)
イメージ 1
この時は、さすがに親が猛反対して”米原から米原まで”の条件が付いて、愛知と滋賀は往復車で運ばれての旅となりましたが…(汗)
人生初、4日間(とてものんびり走りました)の野宿(1泊は国民宿舎です)旅でした。
 
その後も自転車からバイク・車へと乗り物は変わりましたがずぅ~っと、こんな事ばかりやってました。
でも、海外に行きたいとは思わなかったなぁ~~~お金も掛かるしね!何より言葉がねぇ~~~(汗)
 
嫁さんはボクのこう言ういい加減な旅の仕方が「大嫌い」なんだそうですぅ~ 知らなかったけど…(汗)
まっ、確かに結婚前に誘ったこと無いからねぇ~ 結婚後はブチ切れられましたぁ~(爆)
まっ、人それぞれさぁ~ と、思いながら運転してました。
 
そこで、「寄生獣」 先日、お掃除してたら見つけてしまいました。  
この漫画1990~1995年まで月1の連載作品だったそうです。やっぱ古いよね~(汗)
イメージ 2
 
全10巻を久しぶりに読みました(掃除しろよぅ~汗)…今でも結構面白いと思いましたよ。(笑)
 
未だ後編は、映画館で上映中かな? 
ネタバレになっちゃうから未だの人はゴメンね!…って、それほどの事は書きませんが…(汗)
 
この物語は寄生生物が、寄生した人間の頭部を食べてしまって、自らが頭部に擬態して他の人間を食べていくお話しです。・・・多分、中国・インドで人口が激増していた時代のお話なのでしょう。
 
脳を奪われずに済んだ主人公”泉 新一”は、自分の右手に寄生し自らを”ミギー”と名乗る寄生生物と共に、寄生生物に脳を奪われ人を食べる寄生獣との闘いに巻き込まれていく事に・・・と、物語が展開して行きます。
 
主人公は、闘いの中で瀕死の重傷を負うのですが、宿主の体が死ぬ=寄生生物も死んでしまうため、ミギーが自分の細胞を使って宿主である新一の傷を塞いで命を救います。
その行為が、後に両者の繋がりを深め、互いに影響し合って行くことになるんです。・・・ここはお話しの中で表現されているんです。
特に最後の方で、夢の中での新一とミギーとの会話のシーンで語られるのです。
そこに浮かぶ、新一が、出逢って来た人たちの姿=新一の脳が解析した像は、ミギーのそれとは違うと言う点からミギーの人間論が展開されます。
「人同士が解りあえると言っても所詮は点なんだ」しかし人間は、「道で行きあった子犬」にさえ、愛しむ心を持つ事が出来る=”心に暇のある生物”と、表現されてました。
物語を通して作者が言いたかった事なのかも? オジサンは読み返して感じました。・・・今頃かよぉ~(汗)
 
でね、オジサンが思ったのは、同じ物を見ても同じ事態に遭遇しても各々が感じることは、同じじゃない?
同じかも知れないけど、確かめようがないんだよね~
 
人の痛みも悲しみも喜びも怒りも全てが自分の経験やその他から得た知識で確認していく他は無いんだよね~
決して薄情だったり嫌な奴じゃないのかも?その人の中では「そのくらい!」って、事だったり・”自分だったら”と言う所まで至らない事もあるんだよ!
他人から”冷たい=薄情者” ”無神経”とか言われるオジサンですが、その理由の一端が理解できたような気がしました。
 
漫画から得る知識もバカにならないでしょ!(汗)
 
それだけに他人の気持ちを解ろうとする”能力”・共感しようとする”能力”って大事だし鍛えないとイケナイ”能力”なんだよね~ 人生の終盤に気づいたのです。
 
解りやすく言えば、鏡に映っているボクの顔が嫁さんの目でみて彼女の脳が理解しているボクの顔と同じかどうか? 解らないんだよね~少なくとも確認のしようがないでしょ!
 
小学校の時に写生会とかで、先生に怒られていたけど…「ボクにはこう見えました」(この時のは屁理屈です(笑))と、言い切った時に思いついた事の答えが見つかったみたいで、感動した記憶があるんです。
 
だから、人は人それぞれなんだよね~ 一つの形には決まらない!
各々の価値観、倫理観、美観・・・色々あって大変なんだよね~
ちっぽけな我が家でこれなんだから町・市・県・国・世界と広がって行くと大変だよね~~~~
と、漫画と山城から世界と人を語ってしまうオジサンでした。
 
だからさっ、自分は自分! 
やりたいことをして生きていくしかないんだよ!
そうやって生きていけば良いんだよ!
願わくば、その生き方が他人を幸福に出来れば言うことナシ!
最低でも他人に嫌な思いをさせなければヨシ!…だよね~ まっ、それが大変なんだけどサ!
 
気が向いたらこの手の話も書きたいと思いますので・・・よろしくぅ~